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日本の緑茶とどう違う?味わいを楽しむ中国茶の種類 | Haa

中国国内で一番作られていて、一番飲まれているお茶の種類はなんでしょうか?
お湯が沸くまであと少しだけ考えてみて下さい。

おそらく多くの方が烏龍茶を思い浮かべたのではないでしょうか。しかし、実は中国でも日本と同じで緑茶が一番生産されており、一番消費されているのです。緑茶の生産の割合は中国のお茶全体の60パーセントを超えています。烏龍茶は10パーセント強程度なので、いかに中国で緑茶が飲まれ、愛されているのか分かりますよね。

「緑茶」は日本人にもとても縁のある飲み物ですが、中国の緑茶についての情報を目にすることはとても少ないのではないでしょうか?さらにいえば、中国にも緑茶があるということに驚く方もいるくらいです。

今回の記事では、私たちにあまり馴染みのない「中国緑茶」は一体どのようなものなのかを分かりやすくご紹介させていただいております。お茶を片手に肩の力を抜いて、旨味たっぷりの緑茶のようにまったりとした気分でお読み下さい。







緑茶とは



まず、一般的に緑茶とはどのようなものなのでしょう。お茶の葉や芽は茶樹から摘まれた直後から、茶葉自身が持っている酵素によって徐々に発酵が始まってしまいます。極端な話になりますが、摘んだ後にずっと放置しておけばお茶がどんどん発酵し続けてしまいます。

この酵素は熱を加えると活動が停止するので、茶葉に熱を加えます。すると、お茶の酵素の働きが止まり、発酵が止まります。緑茶がなぜ緑なのかと言うと、熱を加えた際に葉緑体の色が固定され綺麗な緑色が保たれるからなのです。(少しマニアックな話になってしまいすみません)


日本の緑茶、中国の緑茶を問わず、緑茶を製造する際の原理は同じなのですが、少しだけ製茶の方法が違うので次のチャプターで見てみましょう。




並べられた緑茶のティーバッグ

日本の緑茶と中国の緑茶の違い



日本の緑茶と中国の緑茶には、製法上大きく2つの違いがあります。一つ目は茶葉への熱の加え方です。日本の緑茶は主に蒸気で蒸して熱を与えるのですが、中国の緑茶は釜で炒って熱を与えます。それによって、下記のような違いが生まれます。


・中国の緑茶: 釜で炒って熱を与える → 様々な香り、キレ
・日本の緑茶: 蒸気で蒸して熱を加える → 旨味、深み


一概には言えませんが、コクや強い旨味を感じたいなら日本の緑茶。キレや爽やかな旨味を感じたいなら中国の緑茶。ざっくりとこのように覚えておいても良いかもしれません。もちろん優劣はなく、製法の違いによりそれぞれの長所を楽しむことができます。緑茶が好きな方にとっては、その時の気分で飲み分けをするのも良いかもしれませんね。

生産量はあまり多くはありませんが、佐賀県の嬉野茶のように釜で炒った日本の緑茶も市場に出回っていますので、「いつもの煎茶」と違う日本茶を飲んでみたい方は「釜炒り緑茶」を購入してみましょう。中国の緑茶のような香り高い緑茶に出会えるかもしれません。



千島湖龍井の茶葉

どのような時に飲むのがおすすめ?



緑茶には、さぁ仕事を頑張るぞという時にオススメの覚醒成分である「カフェイン」と、その反対のリラックス成分として知られている「テアニン」が比較的多く含まれています。両者が作用するので、コーヒーを飲んだ時のように脳が覚醒しきってしまうことは無いのですが、少し肩の力を抜きつつ頑張りたいタイミングで飲むのをおすすめいたします。カフェインには疲れの感じ方を軽減させる効果があるので、疲れを感じている時にも。

緑茶は二日酔いにも効果を発揮してくれるので、飲みすぎた翌日に優しい香りに包まれてみてはいかがでしょうか?お茶の成分と、落ち着きをもたらす心地の良い香りで、お酒を嗜んだ次の日の朝も良いスタートが切れるかもしれません。



マグカップで蒸らされた緑茶のティーバッグ中国の様々な場所で生産されている緑茶は、見た目も味も香りもバラエティに富んでおり、個性的な品種が数多く存在します。これを読んで下さっている方がどこかで中国緑茶に出会う時は、想像をしていなかった見た目、香りと出会えるかもしれません。「中国緑茶」という小さな世界でそんな多様性を感じてみてください。



Photo: Rintaro Kanemoto



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