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中国茶のおしゃれでかわいい茶器セット「種類や使い方まで」

目次

「中国茶を淹れるのは難しそう。どんな茶器を使えば良いのか分からない」

中国茶に興味を持ってくださる方が増えているのはとても嬉しいのですが、茶器の選び方や淹れ方が分からずに、中国茶の世界に踏み出せない人が少なからずいるのは残念なことです。

扱いが難しい茶器を買ってしまうことにより、上手くお茶を淹れられなかったという話を耳にすることもあります。

さて今回の記事では「中国茶器」の種類や初心者におすすめの茶器の選び方、中国茶をティーバッグでおいしく淹れるコツをご紹介します。


美味しい中国茶を飲んでリラックスして下さい。
リラックス効果については過去記事で読めますので、肩の力を抜きながら一読ください。

【関連記事】中国茶のリラックス効果「日々の疲れた心と身体を癒し整える」 >







中国茶器とはどんなもの?



日本茶を飲むときには、ちょっと平らで大きめな「急須(きゅうす)」を使います。

緑茶の場合はグラスのコップに直接茶葉を入れることもあるのですが、中国茶では基本的に急須のような「茶壷(ちゃふー)」や蓋付きのお椀のような「蓋碗(がいわん)」という専用の茶器が良く使われます。

蓋碗は少しだけ慣れが必要になってきますが、とても手入れが楽なので面倒臭がりの方にはオススメかもしれません。

茶壺は保温性も高く、お茶を淹れる際に手が熱くないのでとても簡単に淹れることが出来ます。日本茶の急須に形が似ているのも親近感が湧きますよね。



上から撮影された中国茶器のセット

入門にぴったりな磁器製の茶器



初心者の方なら、手入れの簡単な「磁器製の茶壷」を選ぶのがおすすめです。

磁器はパスタのお皿やマグカップなどに良く使われている、表面のツルツルした光沢のある素材です。磁器は水を吸収しないので、茶器のお手入れで厳禁とされている洗剤洗いをしても問題ないのが有り難いですよね。

また、磁器製の茶器は比較的、欠けたり割れたりし難いものが多いので、時間がなくバタバタとした生活になってしまいがちな現代人にはその点も嬉しいですね。せっかくのお気に入りの茶器が壊れてしまうのは、とても悲しいことです。

炻器(せっき)と呼ばれる土っぽい見た目の茶器は、正しく扱えば「養壺」といって育てる楽しみもあるのですが…匂いや水分を吸収しやすいので、扱いが少々難しいです。色んな種類のお茶を同じ茶器で淹れてしまうと、茶器に残る香りが混ざってしまったり、水分が残った状態で保存するとカビが繁殖しやすいという理由で、ちょっとハードルが高いかもしれません。

一番最初の茶器として選ぶのであれば、扱いやすい磁器製の茶壺はどうでしょうか。もちろん常滑焼のような炻器(せっき)でも陶器でも、ピンとくるものがあればそれを買ってみるのも良いでしょう。人生最初の自分で買った茶器は、いつまでも自分のお茶席を彩ってくれますからね。



斜めから撮影された中国茶器

日本の茶器との違いとは?



中国茶の茶器は日本の茶器に比べて小ぶりなものが多く、ころりと可愛らしいものも多いので、ついつい集めたくなってしまうという人も多くおられます。

茶器が小ぶりな理由としては中国茶には煎を重ねながら少しづつお茶を飲む習慣がある、ということが挙げられるかもしれません。

「いっぱいお茶を飲むと、お腹がタプタプになってしまう」という人も、幸せになれる量だけ作って飲めるのが、中国茶の魅力のうちの一つですね。



一列に並べられた中国茶器

マグカップで美味しく飲む方法



「中国茶が気になるけど、茶器を買うのは勇気がいる」という方は入門として、茶器がなくても楽しめる中国茶のティーバッグはおすすめです。

お気に入りのグラスやマグカップにお湯を注げば、すぐに香り高い中国茶ができあがります。華やかなお花が開く「花茶」もございますので、プレゼントとしても喜んでいただけるはず。

ティーバッグがあれば、茶器を用意しなくても、疲れたあなたをすぐに癒してくれます。でも、もうちょっと中国茶の世界観に浸りたいなら、お気に入りの茶器をお迎えしてはいかがでしょう?

マグカップで手軽に飲めるのがティーバッグの嬉しいところですが、まるで茶器で淹れたかのように更に美味しく淹れることの出来るコツを2つご紹介します。

①マグカップをお湯で事前に温めておく
②蒸らす時に蓋をする

たったこれだけ。これだけでお茶の持っている香りのポテンシャルを最大限に引き出すことが出来ます。是非お試し下さい。

こうして今日も中国茶が、みなさんの1日をはーっと癒してくれますように。



Photo: Rintaro Kanemoto



中国茶専門店Haaは、公式通販オンラインストアにて販売しています。最新のブランド情報はニュースレターにご登録をいただくか、インスタグラムのご確認をお願いいたします。

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茶葉にお湯を注ぐと、ふわっとしたいい香りが鼻を掠める。この感じ。過去に嗅いだと思う懐かしい香水の、かすかな匂いを感じたときと似ている気がする。香水がトップノートから香りを移り変えるように、お茶も淹れたてと、少し時間が経ってからとでは、また違った香りに変化する。はじめは茶葉の表面についた香りが、茶葉にお湯が浸透してくると、茶葉に含まれていた香りの成分が溶け出して、本来の香りが立ってきます。香りは、鼻の粘膜から脳に伝わって自律神経を刺激し、それが私たちの心や身体に快・不快の感情を与えるといわれています。好きな香りのアロマを炊いて落ち着くように、お茶の香りも私たちの心を癒してくれます。今回は、そんなお茶と香りの関係について書いてみようと思います。 日本茶の香りと水色 日本茶の香りには大きく2種類。1つはお茶本来の香り。もう1つは火香と呼ばれるものがあります。製茶の最終工程でお茶を乾燥させるために火入れをするのですが、その際に醸し出される香りのことを、火香といいます。お茶に熱を加えることで、50種類以上の成分が生成され、独特の甘い香りが生まれるのです。例えば、火を強く入れると香ばしさや甘い香りが増しますが、新茶のような新鮮な「青臭み」は減っていきます。前者は湯のみに注いだ時の色「水色(すいしょく)」が、きれいな濃緑色になります。後者は、ほうじ茶になってしまう一歩手前くらいギリギリの「火入れ」をする場合もあるので、1970年ごろは「邪道だ」と言われたとか。湯のみに注いだ時の水色は、黄色味がかった「黄金色」になります。「青っぽい」お茶と「香ばしい」お茶。どちらにもそれぞれの魅力があります。 Haaのお茶の香り 茶杯の香りを大きく吸いこむと、刻々と変化しさまざまな表情をみせる甘い香り。そんな中国茶の虜になってしまう人は私も含め、とても多いに違いありません。ここからは、Haaのプロダクトの中で香りの強いお茶をピックアップしてご紹介します。茉莉花(花茶):ジャスミンの花の香り政和白茶寿眉(白茶):どこか儚い華々しさを感じることのできる枯れた桜のような香り正山小種(紅茶):バラのような艶やかな香り千島湖龍井(緑茶):炒った豆のような香り鳳凰単叢蜜蘭香(烏龍茶):濃厚なライチの甘い香り「お茶の葉だけでこんなにたくさんの香りが作れるわけないじゃない」と思われるかもしれません。でも、たしかに香りがするんです。本当に不思議ですが、これが中国茶の奥深さではないかと思います。中国茶の香りは、簡単に分類すると大きく4つに分けることができます。「草・豆の香り」、「花の香り」、「果実の香り」、「土・苔の香り」。これは大雑把な分け方ですからこれらが微妙に混ざり合ったり、或いは、この種類以外の香りに感じる方も要るかもしれません。この辺りは、なんだかワインに似ているのかもしれませんね。 香りを聞いてみる これは筆者の主観的な考えですが、お茶はアロマと通じる部分があると感じます。眠る前にアロマを一滴垂らすと、良い香りが広がり、疲れた脳を癒してくれて、心がほどける。人間の自然治癒力を高め、疲れた心身を労わる、そんな効果がお茶にもあります。忙しない日々に余白の時間を与えてくれる。そして、その時間は自身と向き合い、対話する時間になります。アロマには、芳香。 香り。の意味以外にも(芸術品などの)気品。 妙趣。という意味があるそうです。「茶室は雅趣にあふれた造りになっている」なんて使うように、お茶にもぴったりな言葉なのです。お茶の香りは、空にした茶杯や蓮華などを使うとをしっかりと楽しむことが出来ます。このようにして香りを楽しむことを、中国では、「香りを聞く」といいます。茶杯が冷めるにしたがって、香りの密度が高くなるように甘い香りが変化をしていく。そんな香りの変化に静かに耳を傾けると、さまざまな表情が見えてきます。今夜は特別に、優しくあたたかなHaaのお茶の香りを聞いてみませんか。Photo: Rintaro Kanemoto Edit&Writing: 初音1998年、岡山県生まれ。およそ20年間綴っている日記を、1日ずつ届けるプログラム「断片日記」をおこなう。趣味はお茶を点てること。お部屋を作ること。中国茶専門店Haaは、公式通販オンラインストアにて販売しています。最新のブランド情報はニュースレターにご登録をいただくか、インスタグラムのご確認をお願いいたします。
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冬だから飲みたい血行を良くする中国茶「発酵や焙煎の効いた茶葉」
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アスファルトをジリジリと焦がすような暑さの中で飲むコーラ。身体に良くないのは分かっていても、シュワシュワと弾ける炭酸に喜ぶ気持ちが隠しきれません。暖房無しでは手足もガタガタ震えてしまう、そんな凍れる寒さの中で飲む中国茶も真夏のコーラのように身体中に染み渡ります。暑くなればなるほど美味しく感じるコーラと同じように、寒くなればなる程美味しく感じる真冬の中国茶。冷たい空気の中で湯気がいつも以上にホワホワと立ち上る様を眺めながら、自分好みの濃さになるまでじっくりと抽出し、火傷しないように気をつけて。今回の記事では、冬に飲みたい中国茶をご紹介いたします。 身体を芯から温めてくれるお茶 寒い時には身体を温める、暗い色のお茶がおすすめです。発酵や焙煎のしっかり効いた烏龍茶や、紅茶、プーアル熟茶などは血行を良くし、身体の芯まで温めてくれます。取り扱いのあるお茶であれば、「正山小種」「鳳凰単叢蜜蘭香」が身体を芯から温めてくれる色の濃いお茶となります。ポカポカになりすぎて顔が少し火照ってしまうことも。また、空の色に合わせてお茶を選ぶ方法が冬でも活躍します。明るい時間には元気が出るような明るい色のお茶を。寒い時期は暗くなるのも早いので、暗くなってからは色の濃いお茶と飲み分けるのがいいかもしれません。 冬に摘まれる茶葉の種類 お茶の時期といえばいつを思い浮かべますか?「夏も近づく八十八夜」と歌にもあるように、八十八夜=立春を基準にそこから88日目が日本の新茶が摘まれる時期となります。八十八夜は日付で言えば、多少のズレは年によってあるのですが大体5月2日前後となります。と言えども地域や標高によって気候が違うので、場所によってはこれよりも早い4月後半くらいから採摘が始まることも珍しくありません。それからこちらも地域差はありますが、45日程度の間隔で2〜4回お茶を摘むことができます。この時期まで、お茶を摘むことはあまりないようなのですが、最後のお茶摘みは遅くとも11月初旬には終わることになりますね。 雪片と春摘みについて では中国の場合はどうでしょうか。中国緑茶に関しては日本茶と違い、多くが3月〜4月の新茶シーズンの1度きりのお茶摘みとなります。それ以外のお茶に関しても多くが1度きり、種類によっては春〜秋の3度ほどとなっております。ここまでは日本茶とあまり変わらない印象を持つかもしれませんが、広東省の烏龍茶である鳳凰単叢は冬にも収穫をします。これは「雪片」と呼ばれ、同じ樹から摘まれるにも関わらず、春摘みのお茶とは大きく異なる表情を持っているお茶となります。春のお茶と比べると、雪片は一口含んだ瞬間にとても力強く茶の香りを感じる物が多い反面、余韻に関して言えば春のお茶に軍配が上がる傾向があります。最大瞬間風速: 雪片繊細さや余韻: 春摘みといったところでしょうか。寒い季節が苦手な方も多いかもしれませんが、そんな環境で飲む中国茶の美味しさを知ると、少しだけ冬が好きになってしまうかもしれません。難しい作法はなくても大丈夫。お湯を沸かして、マグカップを温めて。ティーバッグにお湯を注いで飲み進めれば、気づけば足先までぽっかぽかなんて。美味しく香って温かく。冬だからこそ、幸せなため息をつきましょう。Photo: Rintaro Kanemoto中国茶専門店Haaは、公式通販オンラインストアにて販売しています。最新のブランド情報はニュースレターにご登録をいただくか、インスタグラムのご確認をお願いいたします。
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お茶と砂糖の相性「ノンシュガーからアレンジドリンクまで」
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日本のコンビニやスーパーマーケットのペットボトルのお茶の充実度に慣れていると、海外に行ったときに色々とびっくりしてしまうことがあります。それは欧米圏では、スーパーやコンビニに行ってもかろうじて紅茶のペットボトルを少しだけ見かけるくらいだったり、東南アジアではペットボトルのお茶が甘かったりすることです。近年では東南アジアでも甘くないペットボトルのお茶を少しずつ見かけるようにはなってきましたが、毎シーズンのように各企業が競って緑茶やほうじ茶の新商品を開発する日本と比べると大きな差があります。このような経験をすると、お茶というものが日本においてどれだけ身近なものなのかと再認識させられますよね。そもそも甘いお茶というのが想像出来ない人も多いかもしれません。ただ紅茶を甘くして飲んだり、抹茶を甘いラテなどにして飲むなど案外身近に甘いお茶は存在しており、近年ではタピオカの専門店も増えたことにより、嗜好品としての甘いお茶というものは徐々に広がりを見せています。今回はあまり甘くして飲むことの多くない中国茶を、甘くして飲んでみよう、という少しだけ挑戦も兼ねた記事となっています。 砂糖を使いたくない人に とはいえ、なるべく普通の砂糖を使いたくないと考えている人もある程度いると思います。砂糖はどうしても身体によく無いイメージがあり、また体質的に合わない方も少なくはないでしょう。そこで白砂糖や三温糖よりも更に美味しく、そしてより健康的に甘いお茶を楽しむことができる方法をお伝えいたします。まずは砂糖の代替品として使えるものをピックアップしてみましょう。・果物・蜂蜜・黒糖身近に買えるものだとこのあたりでしょうか。果物にはお茶との相性の良いものが沢山あります。芳醇な香りや酸味がお茶の香りと綺麗に混ざり合うと、本当に心地がよく自然と笑顔が。以前イベントで行った中国茶と中国スイーツのペアリングコースでも、お茶にとても合う、相性の良い果物を使ったスイーツを提供し、好評をいただきました。黒糖は砂糖の一種ではあるので砂糖の代替品としてはなんともいえませんが、素材の不純物を取り除いていないのでミネラルやビタミン等の沢山の栄養が含まれています。香りや味が強いので、相性の良いお茶とそうでないお茶とがあるので、少々気をつけた方がいいかもしれません。 砂糖の代わりになるもの (蜂蜜)蜂蜜は美容にもとても良く、お茶と合わせることによって更に美容の効果を高めることができます。ふわ〜っと一息つきながらどんどんと綺麗になるような、そんな二つの幸せに同時に浸ってみてください。(果物)お茶に香りをつけて、ほのかに甘みを足すのであればスライスしたものを数枚入れてみましょう。しっかりと果物感を味わいたい時は、ミキサーで砕いたものを合わせてみてください。市販のジュースは香料が入っていたり、加糖されているものが多く、あまり相性がよくありません。とはいえ果物といっても酸味のあるもの、甘味の強いもの、芳醇な香り、柑橘系のものと様々な種類があり、お茶との相性も様々なので以下にHaaで取り扱っているお茶と相性の良い果物を挙げてみます。鳳凰単叢蜜蘭香: ライチ / スイカ鳳凰単叢鴨屎香: 白桃 / 洋梨白牡丹: 和梨茉莉花茶: レモン(黒糖)黒糖自体が重くて複雑な香りを持っているので、香りの軽いものや華やかなお茶との相性があまり良くありません。こちらも紅茶や烏龍茶といった色や香りの濃いお茶との相性が比較的良いです。反対に緑茶や白茶、色の薄い烏龍茶などとの相性はあまりよくありません。黒糖の香りが強すぎて、繊細な味のお茶が負けてしまうからです。それに色の薄いお茶に溶かすと、お茶の色が暗くなってしまうのも少しだけ勿体ないですよね。プーアル茶のような重厚で濃い香りのお茶との相性もとても良いので、ぜひお試しください。 中国茶を使ったアレンジ 紅茶「正山小種」はバラのような艶やかな香りと、とても長く尾を引く余韻が特徴です。この紅茶に少しだけミルクと蜂蜜を入れてくるっと3回かき混ぜれば、今晩はそれだけで大満足。ほっこりこっくり身体の芯まで温まります。正山小種: 1pcお湯: 150ml牛乳: 50mlティースプーン: 2杯シナモン: 1振り①お湯で温めたマグカップにティーバッグを入れて、沸騰したお湯を150ml注ぎ2分半蒸らす。②ティーバッグを抜き取り、ティースプーン2杯分程度の蜂蜜を入れてかき混ぜる。③ミルクを入れる。(電子レンジで少しだけミルクを温めておくとお茶が冷めません)④お好みでシナモンを1振り。エレガントな香りのミルクティーが更にエレガントな仕上がりに。知っているようで新しいミルクティーをお楽しみください。質の高いお茶はストレートで飲むのが一番の方法かもしれませんが、少し手を加えてみると面白いくらい方向性が変わることがあります。良いお茶特有の余韻は、甘くしても邪魔されることは殆どないので少し雰囲気を変えてみたい時は是非とも挑戦してみてください。Photo: Rintaro Kanemoto中国茶専門店Haaは、公式通販オンラインストアにて販売しています。最新のブランド情報はニュースレターにご登録をいただくか、インスタグラムのご確認をお願いいたします。
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