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お茶について勉強できるおすすめの本「中国茶を学び知識を深める」

目次

中国茶だけでなく、お茶について興味を持っていただいてくださる方々が増えて本当に嬉しい限りです。

今ではインターネットを開けばお茶に関しての様々な情報が手に入りますが、お茶の情報は玉石混交で、情報源を間違えてしまうと誤った知識を身につけることになってしまいます。HaaのWEBメディアでも中国茶の情報は公開していますが、掲載できる情報に限りがあり、紙媒体が性に合うなんて方も少なくありません。

今回の記事では初心者向けのものから、もう少し先のことを知りたい人におすすめのお茶に関する書籍を紹介しています。どの本を選べば良いのかわからない、そんな時はこちらを参考にしてみてください。







初心者の方におすすめ



(世界一わかりやすい中国茶のはじめかた:自由なスタイルで楽しむ実践型ガイドブック)

様々な中国茶の解説本が出ていますが、とても丁寧なお茶の淹れ方しか掲載されてないことが多いです。とりあえず中国茶のことをもう少し知ってみたい、という方にとっては逆にプレッシャーになってしまうことも。

こちらの本はしっかりとしたお茶の淹れ方や知識も学べつつ、もっと自由な方法で中国茶を楽しんでいいんだと、初めてお茶を淹れる際に入ってしまう肩の力まで取り除いてくれます。淹れ方だけでなく、お茶の種類や概要、豆知識なども書いてあり、これ一冊で中国茶のあれこれは網羅できます。分かりやすい図や可愛い絵が沢山使われているので、難しい知識でもスーッとはいってきます。

著者: ゆえじちゃんこ

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ページが開かれたお茶について学べる本お茶に共通する空気感



(The Time of Tea)

写真集は貴族文化より継承されたお茶の文化や、庶民のお茶のシーンまでがランダムに掲載されており、お茶の前では人間や文化に優劣が存在しないというような作者のメッセージが伝わってきます。お茶に共通するどこか優しい空気感もしっかりと伝わってくる、本当に素敵な1冊です。ジャケットも素敵な本なので、インテリアとして置いとくだけでもお部屋の空気がほわっと優しくなります。

著者: ドミニク・T・パスカリーニ / ブルーノ・スエット

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閉じて置かれたお茶について学べる本お茶のことをもっと知りたい



(お茶の科学 「色・香り・味」を生み出す茶葉のひみつ)

お茶のことを少し学ぶと色々な疑問にぶつかりますよね。例えば「紅茶は発酵しているので色が褐色になります。」というところまでは、多くの中国茶の本やお茶の本にも記載されています。しかし、なぜ発酵すると色が変わるのか、までは書かれていないので、それ以上知識を深めることが難しいかもしれません。

そこでおすすめしたいのがこの本です。

こちらの本ではお茶についての様々なことが科学的に、またはデータを用いて説明されています。中国茶についてのみ書かれている訳ではないのですが、中国茶も「茶」の一つです。「茶」についての科学的な理解が深まれば、普段中国茶を飲んでいる時にふと疑問に思うことを簡単に解消できるでしょう。

科学的に書かれていると言うと、難しそうに聞こえるかもしれませんが、聞き慣れない様な単語もしっかり説明が加えられているうえ、文章も比較的易しく書かれています。お茶の基本的なことを知った上で、さらに知識に深めたい方は必読の一冊です。

著者: 大森正司

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(ものがたり 茶と中国の思想)

本を書いているのは、日本の中国茶の世界に大きな影響を与えた佐野典代さん。佐野さんがお茶を始められた1980年代からの中国茶行記と、唐代の茶人「陸羽」を中心とした様々な歴史的なストーリーがクロスオーバーしながら描かれています。茶と深く繋がっている中国思想にも、ここでは大きく触れられています。

陸羽は世界で一番古い中国茶の専門書「茶経」を記した人としても知られています。茶経は文章量が多く、難度も高いので読むのにパワーが必要で諦める人も多いようですが、この本に触れてから読むと、とても読みやすくなるのではないでしょうか。

佐野さんが書かれる文章は、1980年代の経済発展の進んでいない中国の混沌とした路地裏、茶畑を横切る緑の風の匂いがそのまま漂ってくるようです。
旅行記としても、お茶の歴史や中国思想を学ぶ本としてもとてもおすすめです。
読み終わったあとのスッキリ感は、まるで高級な緑茶を飲んだあとのようです。

著者: 佐野典代

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ページを捲られるお茶を学べる本中国茶に関しては書籍で独学で学ぶことが出来ますが、やはり中国茶の醍醐味は香りです。様々な中国茶の香りに書籍では触れることが出来ないので、是非とも色々な種類のお茶を実際に口に運んでみてください。実際に飲みながら書籍で学ぶと、より多くの発見や学びに出会うことができるでしょう。


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Photo: Rintaro Kanemoto



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暑い夏に優しい中国茶を「おすすめの茶葉や美味しい飲み方」
暑い夏に優しい中国茶を「おすすめの茶葉や美味しい飲み方」
まだまだ夏の暑さが続きますね。みなさんは熱中症にはどのような対策をしていますか?中国茶なら美味しく香り高い熱中症対策が期待できます。中国茶にはミネラルやビタミンも豊富に含まれているので、熱中症対策だけでなく紫外線で痛んだお肌や髪の回復にも役立ちます。そして、これから気温もだんだんと落ち着き、日の長さも短くなり出します。夏にぴったりの軽やかなお茶もまだまだ美味しい時期ですが、もう少しだけ落ち着いたお茶もいかがでしょうか?今回は、そんな時期にぴったりな茶葉や飲み方、楽しみ方をご紹介します。 暑中見舞いや残暑見舞いにも 夏には特に白茶がオススメです。その中でも発酵度のあまり高くないものが暑い季節には特に向いています。白茶は弱発酵茶とも呼ばれています。非加熱の為、茶葉を発酵させる酵素がまだ生きているのですが、経年するとどんどんと発酵が進み「涼性」から「温性」へと移り変わります。発酵度の低いものは、身体の熱を取り除いてくれる働きがある上に、飲み口もさっぱりしているので食欲が落ちる夏にもとても飲みやすい一杯となるでしょう。ミネラル分の補給のサポートにも◎発酵の進んでいる白茶は「紅茶」のような穏やかさも兼ね備えるので、ぴったりではないでしょうか。 夏におすすめな茶葉3種 (白牡丹)白牡丹はお茶の芽と葉の両方を使い、仕上げた白茶です。あまり馴染みがないかもしれませんが、萎凋(天日等でしおれさせる工程)と乾燥のみで作りあげる生産量の比較的少ないお茶の種類です。精製後3年ほど熟成させており、香りも味もとてもまろやかに仕上がっています。ほんのり香る「お餅のような香り」と「紅茶」を連想させるような優しい香りを探してみてください。抗酸化作用もとても強く、二日酔いの際にも是非おすすめしたいとても優しいお茶です。ティーバッグはこちら >(千島湖龍井)中国緑茶の代表格である西湖龍井にも劣らない龍井(ろんじん)茶。茶葉は平たく、雀の舌に例えられることもある形状をしています。収穫した茶葉を萎凋(陰干し)してから、高温に熱した鉄釜の内側の縁にこすりつけるように、揉み抑え火入れをしていきます。この釜炒りの過程により、独特の平たい形状の茶葉になります。明前(一番美味しいとされる収穫時期)に収穫された茶葉ですので優しい甘み、香ばしさ、すっきりとしたキレを兼ね備えています。ティーバッグはこちら >(鳳凰単叢蜜蘭香)鳳凰単叢(ほうおうたんそう)は広東省で生産される烏龍茶の代表格とも言える品種です。鳳凰単叢には100種類を超える香りの種類があり、蜜蘭香(みつらんこう)はその中の1種類。蜜蘭の香りという名前のお茶ではありますが、焙煎の香ばしい香りとライチのような芳醇な香りを楽しめます。味のバランスが非常に良く、個性的で甘美な香りを兼ね備えているので、初心者の方にもおすすめです。ティーバッグはこちら > 夏に飲みたいアイスティーの作り方 日本では冷たい飲み物を好む文化がありますが中国においては身体に良くないと、避けられる傾向にあります。しかし、中国茶を使用したアイスティーは飲み方の工夫をし、香りを損なわなければとても美味しく飲むことが出来ます。(レシピ)1.ティーバッグを一つマグカップに入れ、熱湯をカップの半分ほどに注ぐ。2.抽出時間をホットで飲む場合よりも1分程度長く伸ばす。(2分程度が目安)3.ティーバッグを取り出し、マグカップに沢山の氷を入れ急冷して完成販売中のティーバッグの中でも上記で紹介した茶葉は特に相性が良い品種です。アイスティーにするとより一層美味しく、そして香る品種もあるので、ぜひ自分好みのものを探してみて下さい。暑い時期に冷やして飲む中国茶も、ミネラル豊富で美味しく頂けますが、少し気温が下がってくる時期の中国茶は格別です。美味しく幸せなため息をつきながら、中国茶で身体の調子も整えてみてはいかがですか?Photo: Rintaro Kanemoto中国茶専門店Haaは、公式通販オンラインストアにて販売しています。最新のブランド情報はニュースレターにご登録をいただくか、インスタグラムのご確認をお願いいたします。
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中国茶の縁でつながる茶会「誰もが親しむお茶を通して広がる輪」
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お茶を愛する人たちはとても優しく、柔らかく、どこか丸い雰囲気のある方が多いようなそんな気がします。Haaが始まり、お茶に毎日触れてどんどんとお茶が縁を紡いでくれて素敵な方々と出会うことが出来ました。ほわほわと湯気が立ち上り、中国茶の香りが部屋中を包む。茶葉がそろそろと開いていくのを目で見て楽しみ、鼻から頭の先に抜けていく軽やかであったり、重厚であったりするお茶の香りを感じながら。茶杯に移したお茶の温度が下がるにつれ、どんどんと香りが際立つ不思議。中国茶は人と人との間の心理的な壁を溶かす力を持っています。それは、お茶が持つリラックス成分の効果だけではなく、同じお茶を味わいながら五感を共有するからではないでしょうか。同じ屋根の下、同じ釜の飯、そのような言葉にも少し通づる部分があるのかもしれません。一口飲むと、は〜っと美味しいため息がつきたくなり、たくさん飲むとゆらゆらと夢の中にいるようなお茶酔いを感じます。気づけば緊張していた自分はどこにもいなく、その場の空気に一番溶け込んだ存在へと姿を移しているでしょう。茶会はそんな面白いパワーを持っています。お湯を注いだ茶葉がゆっくり開いていくように、どんどんと人の心まで開いていくのです。肩の力を抜き、お茶をすすりながら、お茶を愛する人たちの本音をたくさん聞いてみたい。そんな思いからHaaの茶会企画は始まりました。普段は忙しく素敵な活動をされている方々に、他のインタビューでは話していないことまで語っていただいています。自然体で身構えず、そしてなにより楽しく美味しく。 SA THÉ SA THÉ カイノユウ  モデルとして活躍されているKAINO Yuさんは、日本茶のブランド「SA THÉ SA THÉ(サテサテ)」のブランドオーナーでもあります。日本茶を自由に気軽に楽しめる対象に、という考え方がHaaが中国茶と向き合う姿勢と近いこともあり、イベントを共に行ったりと私たちの同志のような存在です。「まさか自分がお茶のブランドをやるなんて思っていなかったんです」と語るYuさんが教えてくれたのは、小さい頃から実家で何気なく飲んでいたお茶の思い出でした。【関連記事】中国茶の種類一覧と品種による違いや特徴について > 中華可菜飯店 五十嵐可菜 2021年7月、東京・永福町にオープンした『中華可菜飯店(ちゅうかかなはんてん)』。フードクリエーターの五十嵐可菜さんが届ける、健全でヘルシーな中華料理が魅力です。1人で料理の提供を行い、フードロスの観点から完全予約制。コースの内容は1-2カ月サイクルで変わり、旬の味を楽しむことができます。中華可菜飯店さんでは開業当初からHaaの中国茶を扱って頂いており、その場でティーバッグが購入できるのも好評を頂いております。可菜さんが料理の道へと進むことになったきっかけ、お店立ち上げの経緯、自分が作る中華料理に込める思いなど、じっくりと聞かせてもらったお話を、盛りだくさんでお届けします。【関連記事】肩の力を抜いて楽しめる、自由でフラットな中華料理を届けたい | 中華可菜飯店 五十嵐可菜 > 絵描き 塩谷歩波 設計事務所で勤務後、高円寺の銭湯・小杉湯で“番頭兼イラストレーター”として活動したのち、2021年に絵描きとして独立された塩谷歩波さん。今回のChakaiでは、塩谷さんの愛する “サウナ”と“お茶”をテーマに、お話をうかがってみました。SNSでも話題になった作品『銭湯図解』や、ドキュメンタリー番組への出演などから、塩谷さんと“絵”や“お風呂”の結びつきについてのエピソードは、知っている人も少なくないはず。ここでは、塩谷さんの新たな一面や、サウナとお茶の世界がリンクする瞬間をぜひ覗いていってくださいね。【関連記事】サウナの楽しみ方は、きっと多様化する。そのひとつに、お茶とのリンクがあればいい | 塩谷歩波 >茶会では、これからもお茶を愛する素敵な方達とお茶会をして、ゆっくりと本音でお話をしていきたいと思います。お茶から立ち上る湯気のように一瞬で終わってしまう、だけど上質なお茶の香りのように長く続く余韻。素敵なお茶会ってそんな感じじゃないんですかね。みなさんもおうちでご友人やご家族とお茶会を。いつもよりも少し本音でお話してみてはいかがでしょうか。Photo: Rintaro Kanemoto中国茶専門店Haaは、公式通販オンラインストアにて販売しています。最新のブランド情報はニュースレターにご登録をいただくか、インスタグラムのご確認をお願いいたします。
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中国茶の分類 | 紅茶「中国紅茶の有名な品種や味の系統」
中国茶の分類 | 紅茶「中国紅茶の有名な品種や味の系統」
街中や商業施設を歩けば、紅茶専門店を目にすることも多いはず。日本にも紅茶の愛好家は非常に多く、専門店に行けば聞いたこともないような多様な紅茶の種類に目を丸くするのではないでしょうか。紅茶は様々な国の文化にも結びついており、中国からシルクロードを辿ってヨーロッパまでのルートを旅する機会があれば、色々な形で紅茶が楽しまれているのを身をもって体験することでしょう。インドではミルクやスパイスを入れた濃厚なチャイとして、トルコでは綺麗な装飾が施されたガラスのグラスに注がれて、イギリスではどこの家庭にもティーバッグの紅茶が置いてあるように。紅茶はユーラシア大陸の生活文化とは、既に切っても切れない蜜月の関係となっています。そんな全世界で愛されている紅茶の発祥はいったいどこの国なのでしょうか?紅茶を買った時にパッケージの裏のラベルを見たことがある人は、その多くにインドやスリランカ、アフリカ大陸のケニアが原産国と書いてあったのではないでしょうか。実際に紅茶の生産の過半数以上がこれらの地域であり、世界で売られている紅茶の多くがこれらの国で生産されています。ではこれらの国のどこかが紅茶の発祥なのでしょうか。いえいえ、実は紅茶の発祥は、お茶の発祥と同じ中国なのです。紅茶が中国で生産されているイメージはあまり持たれることがなく、少し不思議な気がするかもしれませんが、烏龍茶で有名な中国の福建省が紅茶の発祥の地であるとされています。中国では今でもとても優秀な紅茶が生産されており、人気も需要も近年どんどん高くなっています。今回の記事ではそんな中国紅茶の世界について、少しだけご紹介させて頂きたいと思います。おうちのどこかに甘いお菓子はございませんか?Haaの紅茶でお菓子の甘さを流し込みながら、そして一息つきながら、こちらの記事をどうぞ。 一般的な紅茶の基礎知識 紅茶とは一体どのようなお茶なのでしょうか?緑茶との違いはなんでしょう?日常にあるものだからこそ、どのように作られているかを気にすることは少ないかもしれませんね。お茶のことに関心がある方は、紅茶が「完全発酵茶」として知られていることを知っているかもしれません。しかし、これは半分正解なのですが、半分不正解。なのでもう少しだけ紅茶について深掘りをしてみましょう。緑茶、烏龍茶、紅茶、白茶など全てのお茶についてそうなのですが、どのお茶として区分されるかは、どのような過程を踏んで製造されたかで決まります。例えば烏龍茶であれば1.茶葉を収穫後、萎凋(香りを出す為に葉を萎れさせる)2.揺青(葉を揺らして発酵を促す)3.青殺(発酵を止める為に火入れ)4.揉捻(揉んで形を整える)5.乾燥6.焙煎(しないものもあります)上記の工程を踏んで製造されたものを烏龍茶と呼びます。そして、紅茶に関しては以下の工程の流れを経たお茶が紅茶と呼ばれます。1.茶葉を収穫後、萎凋(香りを出す為に葉を萎れさせる)2.揉捻(茶葉を揉む)/ 揉切(茶葉を切り刻む)3.発酵(茶葉を放置し発酵を進める)4.乾燥5.焙煎(しないものもあります)少しややこしくなってしまうのですが、紅茶の製造過程を経ても、発酵させる長さによっては完全に発酵させない種類のお茶もあり、反対に烏龍茶の製造過程を経ているにも関わらず、とても発酵が進んでいるものもあります。インドのダージリン紅茶にはファーストフラッシュという、紅茶なのにあまり発酵が進んでいなく茶葉が緑色に近い一番茶があります。香りも果実のような芳醇な香りをしており、紅茶と知らなければ気づかないことでしょう。また台湾の東方美人という烏龍茶は発酵度がとても高く紅茶のような濃厚な香りを醸し出しています。このように紅茶のほうが発酵が弱く、烏龍茶のほうが発酵が進んでいるという発酵度の逆転現象が起こってしまうことも、例外ですが見受けられます。最後に少しだけお茶において使われる「発酵」という言葉について、付け加えさせていただきます。紅茶が「完全発酵茶」、烏龍茶が「半発酵茶」と呼ばれるように、お茶の世界では発酵という言葉が多く登場します。しかしこのお茶の「発酵」が意味するのは、皆さんがお漬物などの発酵食品を想像するときの発酵とは意味が異なっています。発酵なのに発酵ではない?と、混乱してしまった方は大変申し訳ありません。発酵食品等で使用される「発酵」は微生物の力によって、元の食品を変化させる現象のことです。納豆は匂いやテクスチャーの変化も相まって、微生物が関わってるのがひしひしと伝わりますよね。一方で、お茶の発酵は茶葉自体がもつ酸化酵素が、お茶自体に含まれるポリフェノールを変質(酸化)させる事を言います。分かりやすく説明すると、お茶自体がお茶の成分を変化させる現象のことと言えるでしょう。茶葉をたくさん刺激して、ポリフェノールが沢山変化することによってお茶の色が濃くなり、紅茶に近づいていくイメージで考えれば問題ありません。 中国紅茶の世界について 中国にも有名な紅茶の産地がいくつも点在しています。それぞれの産地で有名な品種や味の系統がありますが、本日は覚えていて損はない中国紅茶の有名な産地を3つご紹介いたします。(安徽省)世界三大紅茶としても知られる「祁門紅茶」を生産する安徽省は、中国の東部に位置しています。「キーマン紅茶」「キームン紅茶」「キーモン紅茶」と日本では色々な読まれ方をしますが、どれも同じ紅茶のことを指しますので、混乱しそうになってもご安心ください。中国の歴史ある銘茶の10選である「中国十大銘茶」を3種も有する安徽省は、名実共にお茶の名産地です。「祁門紅茶」も十大銘茶のひとつであり、中国国外でも愛され続けている紅茶として知られています。上質なものは「祁門香」とよばれる蜜のようであり、華々しくもある独特の香りをもっています。(福建省)烏龍茶のイメージが強い福建省ですが、紅茶の生まれ故郷は福建省と言われています。「正山小種」や「金駿眉」といった軽やかで香りのとてもよい上質な紅茶が生産されている地域です。この地域では近年品種改良によって、どんどんと美味しくて新しい紅茶が誕生しています。(雲南省)プーアル茶というお茶の名前を耳にしたことがある人は多いはず。雲南省はプーアル茶を始めとする「黒茶」 の大産地として知られています。一方で、雲南省は紅茶の産地としても知られています。雲南省で作られる紅茶は「滇紅」とも呼ばれ、他の紅茶とは違い、プーアル茶と同じ葉の大きいお茶の品種が使われているのが特徴です。蜂蜜やさつま芋のような、甘い香りを感じるものも多く、テンの毛皮のような黄金の産毛で覆われている美しい茶葉もハイライトの一つです。 美味しい淹れ方とシーン選び 紅茶を薬膳的な視点でみた時には、身体を温める飲み物として取り扱われます。このお茶は身体を温めるのか冷ますのかどっちだろうと迷った時は、濃い色のお茶は身体を温める、と覚えておくと簡単でいいかもしれません。色の濃いお茶は重たいボディと落ち着いた香りを持つものが多く、明るい色のお茶と比べて夕方〜夜に飲むのに適しているのではないでしょうか。お茶を選ぶ時に、空の色とお茶の水色のトーンが合うようにお茶を選ぶと、スッと心身へと馴染むお茶を選ぶことができるはずです。明るい色の白茶は朝〜昼に、濃い色の烏龍茶や紅茶は夕方や夜に。というようにです。中国紅茶は渋みや苦味が少ないものも多いので、ミルクや砂糖を加えないでそのまま飲んでも美味しくお飲み頂けます。ミルクティーとしてももちろん美味しく飲んでいただけますが、その際に砂糖ではなく蜂蜜を使用してみてはいかがでしょうか?蜂蜜の奥行きと中国紅茶の高貴な口触りが、驚くほど立体感のある香りを織り成します。身近だからこそ知る機会がない、そんな紅茶について少しは詳しくなって頂けましたでしょうか?コロナが落ち着いてきた頃に海外を訪れる機会があれば、今回の紅茶の解説を少し思い出して見てください。おもてなしされた、その一杯がより美味しく感じられるかもしれません。一方、日本ではあまり馴染みのない中国紅茶ですが、この記事を通してすこしでも興味を持って頂けたら大変嬉しいです。やはりお茶大国の中国。紅茶特有の渋みが全然ないもの、お芋やお花のような香りのするもの。今までの知っている紅茶の概念を覆してくれるような優秀な紅茶が中国茶には沢山あります。少しでも中国紅茶のファンが増えますように。Photo: Rintaro Kanemoto中国茶専門店Haaは、公式通販オンラインストアにて販売しています。最新のブランド情報はニュースレターにご登録をいただくか、インスタグラムのご確認をお願いいたします。
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オンライン通販で好みの中国茶が買える「気軽にマグカップで」
オンライン通販で好みの中国茶が買える「気軽にマグカップで」
中国茶のティーバッグに使用される茶葉は比較的安価なもので、クオリティの高い茶葉はあまり使われてきませんでした。これでは中国茶の醍醐味である、一口飲み干した後にフワッと戻ってくる「戻り香」、リラックス成分がたっぷり詰まったお茶を飲んだ後に感じる「茶酔い」を体験することは少々難しいかもしれません。「上質な中国茶の茶葉をティーバッグにするのは勿体ない」という意見もありますが、それは間違ってはいないと思います。ティーバッグにするには茶葉をある程度は粉砕しないといけない、マグカップで飲むとなると温度の管理が難しくなる。との声ももっともだと思います。でも、やっぱり質の高い茶葉を使えば、ティーバッグであっても中国茶の良さを十分に実感することができます。そして正しい淹れ方をすることにより、茶器を使いリーフで淹れた時と遜色のないお茶に仕上げることができます。もちろん多少雑に淹れても美味しく仕上がりますので、自信がない方もご安心ください。美味しい中国茶を買いに行きたくても、どこでどのようなお茶を買えばいいのかわからない。Haaではお出かけしなくてもオンライン通販で中国茶を購入することができます。また、遠くに住んでいるご友人にもギフトとしても送りやすい仕掛けが沢山施されています。親指一本で、大切なあの人に幸せを届けてみませんか? ゆったりとお茶を楽しむ時間 茶器を買うにはまだ一歩を踏み出せない。家に茶器を置くスペースが無い。中国茶に興味があっても茶器を持っていないという方は意外と多くいます。自分のお気に入りの茶器を使い、温度や時間に気を使いながらお茶を淹れているゆったりとした時間。茶杯に注いだ瞬間からゆらゆらと立ち上り部屋中にふわっと広がる優しいお茶の香り。忙しい日常から強制的に切り離されたその時間は、優しい手つきで心身をゆっくりと揉み解してくれているようです。ゆったりとお茶を淹れている時間、それも中国茶の醍醐味の一つだといえるでしょう。しかし、それだけが中国茶の楽しみ方でしょうか?もっと気軽に茶器で淹れたような香り高いお茶を飲みたい。忙しい朝にも、さくっと美味しいお茶を飲みたい。毎日頑張っている皆様はそんなわがままくらいいってもいいのではないでしょうか。 マグカップでも茶器で淹れたように 茶器を使わないと香り高いお茶を淹れることは出来ないのでしょうか?いえいえ、マグカップとティーバッグでも美味しく淹れるコツを知っていれば、まるで茶器で淹れたようなお茶として楽しむことができます。ではここで、マグカップでも茶器で淹れたようなふわーっと後を引く香りを引き出すポイントをご紹介いたします。ほんの少しの手間でティーバッグのポテンシャルを最大限まで引き出してみましょう。1.マグカップをお湯で温めるティーバッグ をマグカップに入れる前に熱いお湯をマグカップに注ぎ、マグカップが温まるまで少し待ちます。このお湯は使わないので、お湯は流して捨てて下さい。2.蓋をしながら蒸らす蓋つきのマグカップを持っていないことも多いと思いますので、何か蓋の代わりになるものでもOKです。お皿の裏側であれば、どのような方でも利用できるのではないでしょうか。お湯の温度に注意低い温度のお湯で抽出するのがベターな緑茶に熱湯を注いだり、高温で抽出したい烏龍茶を低い温度で淹れてしまうと、苦味が出たり、香りが弱くなったりしてしまうので、まずは記載されている温度でお茶を淹れてみましょう。低い温度のお湯でも、一度沸騰させて冷ましてから使用しましょう。忙しい時には少しだけ手間に感じるかもしれませんが、上記の3に注意するだけで、注いだお湯の温度を一定に保つことができます。沸騰したお湯を冷めたマグカップに注ぐと、それだけで10度近く温度が下がってしまいますし、蓋をしなければ、蒸らしている間にもどんどんとお湯の温度が下がります。お湯の温度は美味しく抽出するにあたって、重要なポイントの一つであると覚えておいてください。 ティーバッグを使って一工夫 ここでは上質な茶葉を使ったティーバッグだからこそ出来る、一歩進んだ楽しみ方をご紹介いたします。質の高い中国茶は、ティーバッグで淹れても何煎も楽しむことができます。まずはマグカップで1煎目を楽しんでみましょう。まだまだ2煎目、3煎目と飲み進めていくことは可能ですが、余力がしっかりと残っているティーバッグを500mlのペットボトルのお水にそのまま1晩漬け込んでみましょう。この際に使用するお水は、軟水のミネラルウォーターか浄水器を通した水道水が理想です。外国産のお水に多い、ミネラルを豊富に含んだ硬水ではうまく抽出できないことがあります。※また、衛生面や抽出温度の関係から常温ではなく冷蔵庫で抽出をしてください。今回紹介させて頂いたティーバッグでのお茶の淹れ方は、Haaのティーバッグ以外にも応用が効きます。良い茶葉を使用しているものであれば、より一層その効果を感じることができるでしょう。忙しくとも美味しいお茶を。忙しい中にも少しの工夫を。中国茶を試したことがない方も、茶器を持っていない方も。是非とも家にあるマグカップとHaaのティーバッグで本格的な中国茶を体験してみてください。Photo: Rintaro Kanemoto中国茶専門店Haaは、公式通販オンラインストアにて販売しています。最新のブランド情報はニュースレターにご登録をいただくか、インスタグラムのご確認をお願いいたします。
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