中国茶だけでなく、お茶について興味を持っていただいてくださる方々が増えて本当に嬉しい限りです。
今ではインターネットを開けばお茶に関しての様々な情報が手に入りますが、お茶の情報は玉石混交で、情報源を間違えてしまうと誤った知識を身につけることになってしまいます。HaaのWEBメディアでも中国茶の情報は公開していますが、掲載できる情報に限りがあり、紙媒体が性に合うなんて方も少なくありません。
今回の記事では初心者向けのものから、もう少し先のことを知りたい人におすすめのお茶に関する書籍を紹介しています。どの本を選べば良いのかわからない、そんな時はこちらを参考にしてみてください。
初心者の方におすすめ
(世界一わかりやすい中国茶のはじめかた:自由なスタイルで楽しむ実践型ガイドブック)
様々な中国茶の解説本が出ていますが、とても丁寧なお茶の淹れ方しか掲載されてないことが多いです。とりあえず中国茶のことをもう少し知ってみたい、という方にとっては逆にプレッシャーになってしまうことも。
こちらの本はしっかりとしたお茶の淹れ方や知識も学べつつ、もっと自由な方法で中国茶を楽しんでいいんだと、初めてお茶を淹れる際に入ってしまう肩の力まで取り除いてくれます。淹れ方だけでなく、お茶の種類や概要、豆知識なども書いてあり、これ一冊で中国茶のあれこれは網羅できます。分かりやすい図や可愛い絵が沢山使われているので、難しい知識でもスーッとはいってきます。
著者: ゆえじちゃんこ
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お茶に共通する空気感
(The Time of Tea)
写真集は貴族文化より継承されたお茶の文化や、庶民のお茶のシーンまでがランダムに掲載されており、お茶の前では人間や文化に優劣が存在しないというような作者のメッセージが伝わってきます。お茶に共通するどこか優しい空気感もしっかりと伝わってくる、本当に素敵な1冊です。ジャケットも素敵な本なので、インテリアとして置いとくだけでもお部屋の空気がほわっと優しくなります。
著者: ドミニク・T・パスカリーニ / ブルーノ・スエット
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お茶のことをもっと知りたい
(お茶の科学 「色・香り・味」を生み出す茶葉のひみつ)
お茶のことを少し学ぶと色々な疑問にぶつかりますよね。例えば「紅茶は発酵しているので色が褐色になります。」というところまでは、多くの中国茶の本やお茶の本にも記載されています。しかし、なぜ発酵すると色が変わるのか、までは書かれていないので、それ以上知識を深めることが難しいかもしれません。
そこでおすすめしたいのがこの本です。
こちらの本ではお茶についての様々なことが科学的に、またはデータを用いて説明されています。中国茶についてのみ書かれている訳ではないのですが、中国茶も「茶」の一つです。「茶」についての科学的な理解が深まれば、普段中国茶を飲んでいる時にふと疑問に思うことを簡単に解消できるでしょう。
科学的に書かれていると言うと、難しそうに聞こえるかもしれませんが、聞き慣れない様な単語もしっかり説明が加えられているうえ、文章も比較的易しく書かれています。お茶の基本的なことを知った上で、さらに知識に深めたい方は必読の一冊です。
著者: 大森正司
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(ものがたり 茶と中国の思想)
本を書いているのは、日本の中国茶の世界に大きな影響を与えた佐野典代さん。佐野さんがお茶を始められた1980年代からの中国茶行記と、唐代の茶人「陸羽」を中心とした様々な歴史的なストーリーがクロスオーバーしながら描かれています。茶と深く繋がっている中国思想にも、ここでは大きく触れられています。
陸羽は世界で一番古い中国茶の専門書「茶経」を記した人としても知られています。茶経は文章量が多く、難度も高いので読むのにパワーが必要で諦める人も多いようですが、この本に触れてから読むと、とても読みやすくなるのではないでしょうか。
佐野さんが書かれる文章は、1980年代の経済発展の進んでいない中国の混沌とした路地裏、茶畑を横切る緑の風の匂いがそのまま漂ってくるようです。
旅行記としても、お茶の歴史や中国思想を学ぶ本としてもとてもおすすめです。
読み終わったあとのスッキリ感は、まるで高級な緑茶を飲んだあとのようです。
著者: 佐野典代
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中国茶に関しては書籍で独学で学ぶことが出来ますが、やはり中国茶の醍醐味は香りです。様々な中国茶の香りに書籍では触れることが出来ないので、是非とも色々な種類のお茶を実際に口に運んでみてください。実際に飲みながら書籍で学ぶと、より多くの発見や学びに出会うことができるでしょう。
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夏の厳しい暑さが少しづつ落ち着いて、だんだんと過ごしやすい気候になってきましたね。今回の記事では、これからの季節におすすめの中国茶と、Haaが提案する時間帯に合ったお茶の選び方をご紹介いたします。
秋にも収穫されるお茶
3月終盤から5月にかけての「新茶」の時期を待ちわび、その年の最初のひと口をにこにこしながら口に含むようになれば、あなたも立派なお茶ファンの仲間入りかもしれません。新茶が持つ優しい口当たりと気高い香りが、春の訪れを教えてくれます。しかし、中国のお茶の収穫の時期は春の新茶の時期だけではないと知っていましたか?緑茶に関しては基本的に春の収穫1回だけとなります。しかし、有名な烏龍茶のひとつである鉄観音茶は、春と秋に収穫の時期を迎えます。また、こちらも広東省の有名な烏龍茶である鳳凰単叢は、春だけでなく秋や冬にも収穫されます。同じ木から摘まれた茶葉であっても、春と秋では味わいや香りが異なるのがとても面白いです。また、紅茶の収穫時期は夏に行われることもあり、中国の国土の広さと品種の多さを実感させられますね。
秋におすすめな茶葉
(鳳凰単叢蜜蘭香)蜜蘭の香りという名前のお茶ではありますが、焙煎の香ばしい香りとライチのような芳醇な香りを楽しめます。味のバランスが非常に良く、個性的で甘美な香りを兼ね備えているので、初心者の方にもおすすめです。ティーバッグはこちら >(鳳凰単叢鴨屎香)苦味や渋みが弱く、飲み口はとてもすっきりしている一方で、口の中にしばらく残る程の強い芳香を持つこの品種は、日本でも愛好家が多く存在します。口に含んだ瞬間のマスカットや桃を想起させる甘い芳醇な香りと、その後に抜けるミルクのような濃厚な香りは、これまでの「烏龍茶」のイメージを大きく覆すはずです。ティーバッグはこちら >
空の色に合わせて中国茶を
「どんなお茶がオススメですか?」という質問を受けることが多いですが、お茶を選ぶ際に、絶対という基準は何も無く、自分の飲みたい気分に合わせて飲むのが、やはり一番です。中国茶は種類も多く味や香りの幅も広いので、寝起きであっても、風邪をひいていたとしても、どんなシチュエーションでもスッと身体に入ってくるお茶があるはずです。しかし、お茶の種類が多すぎて、未だに試したことのないお茶が多くあることがお茶選びを難しくさせます。例えば白茶は量販店などで手に入りにくく、試す機会が未だに無いという人も多いでしょう。白茶を飲んだことがあったとしても、「白豪銀針」「白牡丹」「寿眉」のように、使用されている茶葉の部位により味わいが大きく異なることもあります。また、発酵が進んでいる白茶であれば、水色も濃く白茶というより紅茶のような雰囲気を感じるかもしれませんね。そこで提案をしたいお茶の選び方は、「空の色に合わせてお茶を選ぶ」という方法です。空が明るい「朝〜昼」の時間帯や、綺麗に晴れた天気の日には、水色が明るく淡いお茶を。例えば緑茶や弱発酵の白茶などです。薄い色のお茶は、飲み口がスッキリとした傾向があるので、軽やかに過ごしたい午前中の時間をサポートしてくれるはず。また、色が薄いとカフェインが少なそうに見えますが、意外とカフェイン含有量が高いものも多く、活動的な時間にピッタリかもしれません。西湖龍井、碧螺春、白豪銀針(若いもの)日が少しずつ傾き始める「昼〜夕」の時間帯や、太陽が雲から出たり入ったりするような天気の日には水色も色のついているお茶を。発酵や焙煎があまり強くない烏龍茶や、数年熟成させてある白茶なんかはどうでしょうか。飲みごたえもあり、香りをハッキリと楽しめるお茶が多いです。香りのハッキリとしたお茶を飲むと、一時的にですが嗅覚に集中が向くので、仕事の合間に頭を切り替えたい、そんなスイッチの役割を果たしてくれるでしょう。安渓鉄観音、鳳凰単叢鴨糞香、白牡丹(3~5年熟成)日が落ち、夜が顔を覗かせるこのタイミング「夕〜夜」。暗い空の色に合わせて、色の濃いお茶を選んでみるのは如何でしょうか。お茶の色が濃くなるということは、そのお茶は発酵が進んでいるか、焙煎がしっかりとされているかのどちらかになります。発酵が進んでいたり、焙煎がしっかりされていると、飲んだ際にカフェインの影響も緩やかになるといわれています。その為、夜は寝れなくなるのでお茶を飲まない、という方でも色の濃いお茶であれば大丈夫。そんな声も多く聞きます。また、色の濃いお茶は重厚な香り、味わいのものが多いのでまったりとした夜の時間を楽しむお供には最適です。色の濃い中国茶で、いつもより少しリッチな夜の時間を過ごしてみるのはどうでしょうか。武夷岩茶、鳳凰単叢蜜蘭香、正山小種このような選び方はあくまでもお茶を選ぶ基準の一つですので、朝に紅茶が飲みたい時は、もちろん紅茶を楽しんでください。とはいえ、とても高価な烏龍茶や紅茶はリラックス成分が強すぎるので、朝に飲んでしまうと仕事が手につかなくなる、なんてことにもなってしまうかも。カフェイン耐性、リラックス成分への耐性もそれぞれなので、今までお茶を飲んで元気が出なかったり、寝れなくなったことがある、という方はこちらの選び方を試してみてはいかでしょうか。気温もだんだんと落ち着いてきて、日の長さも短くなり出す晩夏初秋。夏にぴったりの軽やかなお茶もまだまだ美味しい時期ですが、もう少しだけ落ち着いたお茶はいかがでしょうか?華やかさと落ち着きを兼ね備えた、広東省の代表的な烏龍茶である鳳凰単叢はこれからの時期にぴったりです。Photo: Rintaro Kanemoto中国茶専門店Haaは、公式通販オンラインストアにて販売しています。最新のブランド情報はニュースレターにご登録をいただくか、インスタグラムのご確認をお願いいたします。
記事を読む
新たなパッケージへと刷新されたのを機に、お取り扱いしていただくお店も少しずつ増えてきました。この記事ではHaaのお茶を手にとっていただける、また、は〜っと香るお茶をお試しいただける東京のお店をご紹介いたします。中国茶を通販で購入するにはまだ一歩踏み切れない。実際に手にとって見てみたい。一度試してみたい。そのような方にこそ、ぜひ一度足を運んでいただけると嬉しいです。誰かに自慢したくなるような、でも秘密にしたいような、そんな素敵なお店ばかりです。
中華可菜飯店
永福町にある健全でヘルシーな中華料理を食べられる中華料理屋さん。一歩お店に入ると、ぼんやりと浮かぶ月のような大きく丸い証明、建物に馴染んだ優しい色の円卓と共に店主が暖かく迎えてくれます。こだわりを感じるお酒だけでなく、中国茶も多くの種類を扱っていて美味しいご飯との相性も最高です。「メニューに記載の中国茶」「ティーバッグ製品」をお取り扱い頂いております。168-0064 東京都杉並区永福2-50-1Instagram: @chukakana_hanten
steef
祐天寺の商店街にちょこんと佇むセレクトショップ。木製の扉を開けると、日常だけど非日常のようなとても居心地の良い空間が広がっています。置いてある商品はどれも細部にまでこだわった本当に素敵なものばかり。スタッフの方もお茶が好きな方達で、丁寧だけどふわっと優しさを感じる接客がとても温かいです。「ティーバッグ製品を」お取り扱いただいております。153-0052 東京都目黒区祐天寺2丁目6-13Instagram: @steef_yutenji
STAND BnA
日本橋にあるアートホテルのラウンジ兼スタンド。各々の部屋が違うコンセプトを持つので、何度宿泊しても毎回新たな発見が出来ることでしょう。スタンドのような設計となっているラウンジでは、地下から入口階へと続いている巨大なウォールアートを観ながら、美味しいお酒やご飯を気軽に楽しむことができます。「烏龍茶、ウーロンハイ」をお取り扱い頂いております。103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町1-1Instagram: @standbna
シフク食堂
吉祥寺にあるカレーが有名なご飯屋さん。いつ訪れても元気で明るい店主と、美味しいご飯達が出迎えてくれます。カレー激戦区の吉祥寺界隈でも評判のカレーは、日によって内容が異なるのでぜひチェックしてみてください。お酒やその他のこだわりを感じるお料理も充実しているので、ゆっくりとお腹を満たすことが出来るでしょう。「茉莉花茶」「ティーバッグ製品」をお取り扱いいただいております。180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-2Instagram: @shifukushokudo
758
阿佐ヶ谷のケヤキ並木を南に進んでいくと、姿を表す生活雑貨屋さん。テーブルとデスクの側にあると幸せなもの、をコンセプトに商品をセレクトをされておられます。生活に必要だけど、使っているだけでわくわくしてしまうものが沢山あります。Haaのティーバッグも、お茶を淹れている香りだけでわくわくしちゃいますよね。ちょっとしたプレゼントを探すのにも最適なお店です「ティーバッグ製品」をお取り扱いただいております。166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-1-22HP: http://758-tokyo.com/本日の記事では紹介出来なかったお店や、今後お取り扱いいただく予定で準備が進んでいるお店もまだまだございます。「幸せなため息を、つこう」というコンセプトのHaaですが、様々なお店に旅立ち、そしてその場所にあった形で「幸せなため息」となっているのを大変嬉しく思います。中国茶は多くの方にとってまだまだ身近なものとは言えないかもしれませんが、少しずつその魅力に気づいて下さった方が増えてると身をもって実感しています。これからも「幸せなため息」を多くの方々に届け続けることが出来ますように。新規のお取り扱いにご興味のある業者の方々も、お気軽にご連絡を頂けたら幸いです。Photo: Rintaro Kanemoto中国茶専門店Haaは、公式通販オンラインストアにて販売しています。最新のブランド情報はニュースレターにご登録をいただくか、インスタグラムのご確認をお願いいたします。
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ウーロン茶やジャスミン茶のようなペットボトルや飲食店でも身近に提供されている中国茶。日本ではあまり知られていないですが、数千年の歴史がある中国では数多くの種類のお茶があり、様々な味わいや香りを楽しむことができます。この記事では、中国茶の魅力について紹介します。中国茶の嬉しい効果やかわいい茶器についても解説しているので、ぜひお茶時間の参考にしてみてください。中国茶の魅力について4つのポイントを紹介します。
種類が豊富で好みの味を見つけられる
中国茶は長い年月をかけて数千以上の多彩な種類へと発展してきました。茶葉の発酵の方法によって大きく6種類に分類されます。近年では香りや見た目が華やかな花茶も分類の1つとされることもあり、7分類とされることもあります。・緑茶(りゅちゃ):日本の緑茶よりも軽やかで爽やかな風味。・青茶(ちんちゃ):最近は青茶ではなく烏龍茶と称されることが多い。・白茶(ぱいちゃ):火を加えていないので、ゆっくりと発酵し続ける。美容に嬉しい効果も・紅茶(ほんちゃ):インドやヨーロッパの紅茶よりも味、香りの幅が広いのが特徴・黒茶(へいちゃ):微生物で発酵させているものが多く、独特のクセがある・黄茶(ほわんちゃ):生産量がとても少なく希少価値が高い・花茶(ほあちゃ):茶葉を抽出する過程で花が開いていく様子を楽しめる
茶器がかわいくて集めたくなる
中国茶はマグカップや急須など家にあるものでも淹れることができますが、中国茶専用の茶器を使うと淹れる時間をより楽しめるかもしれません。日本の茶器に比べて中国の茶器は小さくて丸いフォルムのものが多く、かわいらしいと感じて集めたくなるでしょう。最初に手に取る茶器の素材は、磁器やガラスなどのお手入れしやすいものを選ぶことをおすすめします。磁器であればどんな種類の茶葉にも対応ができ、ガラスであれば透明なので茶葉の動きを観察できます。さらに本格的に中国茶を入れるのであれば、常滑焼のような炻器(セッキ)などの茶器に挑戦してみてはどうでしょうか?「養壺」といって、炻器の茶器は丁寧に扱い続けることによって、見た目も使用感もどんどんと良くなり育っていくのです。
初心者でも意外と簡単に淹れられる
中国茶を本格的に楽しむためには様々な道具を揃える必要がありますが、基本的には日本のお茶を飲む時と同様の道具があれば淹れることは可能です。茶葉売りだけでなく、最近ではティーバッグでも販売されているので、マグカップにお湯を注ぐだけでも楽しめます。まずは手軽に中国茶に触れてみて、もっと深いところまで楽しみたいと思ったら淹れ方や茶器にもこだわってみてはいかがでしょうか。しかし、安価なティーバッグのものは、中国茶の醍醐味である「余韻」をうまく感じることができないこともあるので少しだけご注意ください。
心身共にリラックスできる
中国茶は日本のお茶に比べて香りのバラエティが多く、淹れている時から杯を口に運ぶまで、香り豊かな時間を楽しむことができます。中国茶は草や豆、花、果実、土、苔のような香りと例えられることが多いのですが、皆様は探し出すことができますでしょうか?また、ワインと同じように、同じ品種でも栽培された土壌や等級、摘まれた年などによって香りが大きく異なります。一度中国茶の世界に足を踏み入れてしまえば、今まで出会ったことのない新しい香りにどんどんと出会っていくことでしょう。さらに中国茶には健康に良い様々な成分が含まれており、東洋医学にも使われることがあるほど。・カテキン:抗酸化作用、抗アレルギー、腸内環境の改善・テアニン:脳や神経の調節、リラックス効果・カフェイン:覚醒、代謝促進・ビタミン類:美肌、抗酸化作用身体の不調を感じる前に、美味しく健康的に中国茶を飲む習慣を身につけてはいかがでしょうか。今回の記事では中国茶の魅力を4つのポイントに分けて紹介しました。疲れていてリラックスが必要、柔らかくふわっと良い香りに、そんな時はぜひ中国茶を飲んでみてくださいね。Haaでは、本格的な中国茶を気軽に始められるように上質な茶葉をティーバッグにして販売しています。マグカップなのに、まるで茶器で淹れたような中国茶を味わってみませんか。Photo: Rintaro Kanemoto中国茶専門店Haaは、公式通販オンラインストアにて販売しています。最新のブランド情報はニュースレターにご登録をいただくか、インスタグラムのご確認をお願いいたします。
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まだまだ夏の暑さが続きますね。みなさんは熱中症にはどのような対策をしていますか?中国茶なら美味しく香り高い熱中症対策が期待できます。中国茶にはミネラルやビタミンも豊富に含まれているので、熱中症対策だけでなく紫外線で痛んだお肌や髪の回復にも役立ちます。そして、これから気温もだんだんと落ち着き、日の長さも短くなり出します。夏にぴったりの軽やかなお茶もまだまだ美味しい時期ですが、もう少しだけ落ち着いたお茶もいかがでしょうか?今回は、そんな時期にぴったりな茶葉や飲み方、楽しみ方をご紹介します。
暑中見舞いや残暑見舞いにも
夏には特に白茶がオススメです。その中でも発酵度のあまり高くないものが暑い季節には特に向いています。白茶は弱発酵茶とも呼ばれています。非加熱の為、茶葉を発酵させる酵素がまだ生きているのですが、経年するとどんどんと発酵が進み「涼性」から「温性」へと移り変わります。発酵度の低いものは、身体の熱を取り除いてくれる働きがある上に、飲み口もさっぱりしているので食欲が落ちる夏にもとても飲みやすい一杯となるでしょう。ミネラル分の補給のサポートにも◎発酵の進んでいる白茶は「紅茶」のような穏やかさも兼ね備えるので、ぴったりではないでしょうか。
夏におすすめな茶葉3種
(白牡丹)白牡丹はお茶の芽と葉の両方を使い、仕上げた白茶です。あまり馴染みがないかもしれませんが、萎凋(天日等でしおれさせる工程)と乾燥のみで作りあげる生産量の比較的少ないお茶の種類です。精製後3年ほど熟成させており、香りも味もとてもまろやかに仕上がっています。ほんのり香る「お餅のような香り」と「紅茶」を連想させるような優しい香りを探してみてください。抗酸化作用もとても強く、二日酔いの際にも是非おすすめしたいとても優しいお茶です。ティーバッグはこちら >(千島湖龍井)中国緑茶の代表格である西湖龍井にも劣らない龍井(ろんじん)茶。茶葉は平たく、雀の舌に例えられることもある形状をしています。収穫した茶葉を萎凋(陰干し)してから、高温に熱した鉄釜の内側の縁にこすりつけるように、揉み抑え火入れをしていきます。この釜炒りの過程により、独特の平たい形状の茶葉になります。明前(一番美味しいとされる収穫時期)に収穫された茶葉ですので優しい甘み、香ばしさ、すっきりとしたキレを兼ね備えています。ティーバッグはこちら >(鳳凰単叢蜜蘭香)鳳凰単叢(ほうおうたんそう)は広東省で生産される烏龍茶の代表格とも言える品種です。鳳凰単叢には100種類を超える香りの種類があり、蜜蘭香(みつらんこう)はその中の1種類。蜜蘭の香りという名前のお茶ではありますが、焙煎の香ばしい香りとライチのような芳醇な香りを楽しめます。味のバランスが非常に良く、個性的で甘美な香りを兼ね備えているので、初心者の方にもおすすめです。ティーバッグはこちら >
夏に飲みたいアイスティーの作り方
日本では冷たい飲み物を好む文化がありますが中国においては身体に良くないと、避けられる傾向にあります。しかし、中国茶を使用したアイスティーは飲み方の工夫をし、香りを損なわなければとても美味しく飲むことが出来ます。(レシピ)1.ティーバッグを一つマグカップに入れ、熱湯をカップの半分ほどに注ぐ。2.抽出時間をホットで飲む場合よりも1分程度長く伸ばす。(2分程度が目安)3.ティーバッグを取り出し、マグカップに沢山の氷を入れ急冷して完成販売中のティーバッグの中でも上記で紹介した茶葉は特に相性が良い品種です。アイスティーにするとより一層美味しく、そして香る品種もあるので、ぜひ自分好みのものを探してみて下さい。暑い時期に冷やして飲む中国茶も、ミネラル豊富で美味しく頂けますが、少し気温が下がってくる時期の中国茶は格別です。美味しく幸せなため息をつきながら、中国茶で身体の調子も整えてみてはいかがですか?Photo: Rintaro Kanemoto中国茶専門店Haaは、公式通販オンラインストアにて販売しています。最新のブランド情報はニュースレターにご登録をいただくか、インスタグラムのご確認をお願いいたします。
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