Cart

カート内に商品がありません

お買い物を続ける

お茶を飲む行為を、“日常茶飯事”に。SA THÉ SA THÉがブランドに込めた思い



モデルとして活躍されているKAINO Yuさんは、日本茶のブランド「SA THÉ SA THÉ(サテサテ)」のブランドオーナーでもあります。
「まさか自分がお茶のブランドをやるなんて思っていなかったんです」と語るYuさんが教えてくれたのは、小さい頃から実家で何気なく飲んでいたお茶の思い出でした。







Yuさんがお茶に関心を持つようになったのはどんなきっかけだったのでしょうか。

実は実家がおじいちゃんの代から、袋詰めと加工を請負でやっている工場を経営していたんです。
また地元が静岡だったこともあって、幼い頃から日本茶は常に身近な存在でしたね。


Chakai 2毎朝お茶を飲むのが習慣でしたし、新茶の時期は当然に新茶が食卓に並ぶほど。大人になってから振り返ってみると、当時飲んでいたのは上質なお茶だったんだなと気づきました。


では、ゆくゆくは家業を継ごうと……?

いえ、それがお茶を仕事にしようと考えたことはなくて。
SA THÉ SA THÉを立ち上げたのは、コロナウイルスの流行によって父と話す機会が増えたことがきっかけでした。
「もっとお茶を若い人や新しい層の人たちに飲んでほしい」という父の思いや、コロナウイルスが後押しとなっていくつもの老舗のお茶屋さんがお店を畳んでしまっている事実を知り、私も「何か手伝えることないかな」と思ったんです。


Chaki 3そこで、せっかく感度の高い人たちが集まる東京にいるのだから、自分の周りにいる人たちと一緒にもっと親しみやすいお茶のブランドを作ってみるのはどうだろう、と。
父に提案したら快く「やろう」と言ってくれて、SA THÉ SA THÉがスタートしました。


「SA THÉ SA THÉ」というブランドネームにも、そういった思いを込めているのでしょうか。

そうですね。SA THÉ SA THÉの“SA”には二つの意味があるんです。「日常茶飯事(ニチジョウサハンジ)」の「サ」は「茶」って書きますよね。日常的にお茶を飲んでほしいという思いがあったので、そこから「SA」をとりました。


Chakai 4もう一つは、フランス語の「sa」から。「sa」は彼女で、「the」はお茶という意味。つまり“彼女のお茶”ですね。
さらに日本語でひと息ついた後にもうひと頑張りしようとするときに言う“さてさて”もかけているんです。


まさにブランドを体現している名称なんですね。SA THÉ SA THÉさんの緑茶を実際にいただいたのですが、とろみがあって舌にどんと残るような味わいでした。スーパーにあるちょっといいお茶ともまた違うように感じます。

スーパーのものだと大量生産の茶葉や二番茶を使っているものも多いのですが、​​SA THÉ SA THÉで基本的に使っているのが一番茶だからかもしれません。

ただ、お茶の好みは人それぞれなので、大量生産のものや二番茶が悪いというわけではなくて。
SA THÉ SA THÉではあくまでも本格的なお茶を手軽に楽しんでほしいからこそ、品質も含めこだわり持って茶葉を届けたいと思っています。


「一番茶」と「二番茶」の違いもぜひ教えてください。

農園さんや地域によって異なりますが、大体4月から5月くらいの一年間で一番最初に摘んだ新芽で作ったお茶を一番茶と言います。いわゆる新茶ですね。
その後に摘みとられてできるお茶を二番茶と呼びます。

一番茶と二番茶では味も全然違うんですよ。一番茶の芽は冬に眠っている間の栄養を蓄えているので、甘さや旨味がとても強く感じられます。


Chakai 5番茶だと割とさっぱりしたものもありますが、旨味は日本茶ならではですね。中国茶は、同じ緑茶でもお花のような香りのものが多いイメージです。


日本茶は茶葉を摘んだ後蒸すのに対し、中国茶は炒る、という製法の違いがそれぞれの特徴を生み出すのでしょうね。

美味しく味わうためにはやはり急須に淹れて茶葉で飲むのが一番だと思うのですが、SA THÉ SA THÉさんはティーバッグで販売されていますよね。

普段お茶を飲まない方にとって急須で淹れるのってなかなかハードルが高いですよね。だから最初はティーバックから気軽に楽しんで、まずは美味しさに気づいてもらえたら嬉しいなと思っています。


Chakai 6例えば今あるレギュラーの“TIME”は日常のどんなシチュエーションでも飲みやすい、一人一人の生活に寄り添えるようなブレンドにしています。

日本茶だけでも、とにかく産地や品種、製法など種類がたくさんあるじゃないですか。
色々な品種を集めて販売することもできなくはないんですが、​​SA THÉ SA THÉは専門性の高さを売りにはしたくなくて。
まずはこれが「おいしい」か「おいしくない」か。「好き」か「好きじゃない」か。そんな気軽な気持ちでお茶を選んでもらいたいです。

興味を持ってくれた方により専門性の高いお茶屋さんを紹介することもあるし、高級なお茶屋さんもあっていいし、そこは役割分担なんじゃないかなと。


Chakai 11私はあくまでも、お茶をみんなに楽しんでもらうためのきっかけが作れたらいいなと思っています。


肩に力を入れすぎずお茶を楽しんでもらいたい、というのがHaaとも共通する考え方だなと感じています。中国では昔から茶館にみんなで集まって人と繋がったり、家族の団欒のときにお茶受けが置いてあったりしたのですが、日本でもそういった文化はありますよね。

そうですね。おもてなしの一環として振る舞う文化がありますが、元を辿れば中国からきたものですし。また、煎茶はもともと庶民が飲むために作られたもので、くつろいだ雰囲気の中でお茶を飲むという習慣は昔からあったようです。
実際にお茶を囲みながら話していると、心もリラックスして上辺だけじゃない話をゆっくりできる気がします。


今の時代において、Yuさんはお茶をどのように楽しんでもらえたらいいなと思いますか?


Chakai 12お茶を飲むことは、自分の時間を大事にする行為だと思うんです。
慌ただしく時間が過ぎていく現代だからこそ、お茶を飲む空間や行為がもっと広まっていったら嬉しいですね。








< Profile >

カイノユウ|KAINO Yu

静岡県出身。2014年、ファッション誌でモデルデビュー。雑誌、カタログ、広告を中心に活躍。2020年に、自らの日本茶ブランド「SA THÉ SA THÉ(サテサテ)」を立ち上げたお茶好きでもある。


Instagram: @yuio2580



SA THÉ SA THÉ

色々とめまぐるしく変化する世の中
美味しいお茶を飲み、心を落ち着かせ
ひと息つく機会になってくれたら嬉しいという思いと
より多くの人に緑茶の”本当の美味しさ”を知ってもらい
緑茶を日常的に飲む機会を 増やしてくれたら-そんな思いで始めたブランドです。

皆様の日常が、SA THÉ SA THÉのお茶と共に素敵なものとなりますように。


HP: https://shop.sathesathe.com/
Instagram: @sathe_sathe_official





< Space >

美菜屋MINAYA

「美しい“菜”を食べる。”菜“を食べて美しくなる。」
雑誌や広告、CM、テレビ収録などの撮影現場やイベントでのお弁当、ケータリング。また、スポーツ前後のリカバリーフード、パワーフードの提案。レシピ提供などを行なっている。


154-0001 東京都世田谷区池尻3-3-7
HP: https://www.minayainc.com/
Instagram: @minayainc


Chakai 9
Photo: Rintaro Kanemoto
Edit&Writing: Hirai Megumi